この時期とにかく悩ましいのが、急に降り始める雨。外で洗濯物を干していても、慌てて取り込まなければいけなかったり、外出時もいつ雨が降ってくるのかと気もそぞろになってしまいます。
そこで今回は、雨の日の物干しはもちろん、生活のさまざまなシーンでお役立ちのテラス屋根をご紹介します。
■雨、日ざし・紫外線、鳥のフン対策に!
一般的にテラス屋根とは、庭に張り出したテラスの上に掛ける屋根のことを意味します。洗濯物を雨だけでなく鳥のフンからも守ってくれたり、厳しい日ざしや紫外線をカットする効果も期待できます。
勝手口や玄関アプローチに取り付けると、雨天時にゴミを出したり、郵便を取りに行くにも便利ですね。もちろん2階のバルコニーやベランダにも掛けることができます。
■設置方法のタイプは主に三つ
テラス屋根を選ぶ上で考えたいのが、設置方法と素材の種類。
まず設置方法としては、屋根の一部を外壁に固定してさらに柱で支えるタイプ、外壁に固定せずに設置できる独立型、柱を立てずに屋根だけ外壁に取り付けるタイプ、主に三つが挙げられます。
外壁の素材や家の構造によっては、取り付けの穴を開ける工事が難しいこともあるので、こうした場合は外壁に固定せずに掛けられる独立型がよいでしょう。
柱を立てずに屋根だけ取り付けるタイプは、柱がない分、スッキリして見えるのが特徴です。ただ取り付けられるサイズに制限があるので、広いテラス屋根を掛けたい場合は柱付きのタイプがおすすめです。
■紫外線カット効果や防汚効果が高いタイプも
テラス屋根の素材の主流は、ポリカーボネートやFRP。
ポリカーボネートはガラスの約250倍の強度をもち、紫外線をカットする効果にも優れています。そのポリカーボネートのなかでも、さらに熱や紫外線をカットする効果が高いもの、光触媒により太陽光で汚れを分解する防汚効果が高いものなどさまざまな種類があります。
屋根の色も、透明で空がクリアに見えるもの、すりガラス調のもの、着色を施され日差しをほどよく遮るものなど、バリエーションが豊富に揃っています。
■選び方次第で、家をおしゃれに見せられることも
テラス屋根は、設置する場所や外壁の種類などとあわせて適切なタイプを選び、快適な暮らしをかなえましょう。設置方法や素材の組み合わせで、外から家を見た時、おしゃれな雰囲気を加えることもできますよ。
テラス屋根をはじめ、エクステリア工事に関して気になることがございましたら、中郡工業までお気軽にお問い合わせください。