暦の上では、9月はもう秋。茨城でも例年、8月に比べて気温が5℃ほど下がり、お庭で過ごしやすい時期がやってきます。
晩夏から初秋にかけての庭には格別の風情があるものですが、そんな時にお役立ちなのがウッドデッキ。日ざしがやわらぐ午後にガーデンテーブルと椅子を出してティータイムを楽しんだり、夜はライトアップされたお庭と月を見ながらお酒を味わうのも素敵ですよね。
お庭を眺めるだけでなく、洗濯物を干したりDIYの作業場にするなど、さまざまな場面で活躍するのがウッドデッキです。
しかしいざ設置しようと調べてみると、思った以上にメンテナンスが大変そうな印象が。
そこで今回はわずらわしいお手入れなしに、お庭にくつろぎの時間をもたらすメンテナンスフリーの、人工木を使ったウッドデッキについてご紹介いたします。
■天然木は定期的なメンテナンスが必要に
一般的にウッドデッキには、2種類の素材が使われます。
天然の木(天然木)によるウッドデッキと、木粉とプラスチック系の樹脂を混ぜ合わせて成型した、人工木によるウッドデッキです。
天然木は、年月を経て風合いを増すのが魅力ですが、定期的なメンテナンスが必要になるのが悩ましいところ。
ウッドデッキは屋外に設置するものですので、当然ながら、雨風や紫外線の影響をダイレクトに受けます。
天然木ですと、雨はもちろん梅雨時など湿気の高い時期には、コケやカビが生えたり腐りやすくなってしまいます。また、季節による膨張や収縮、経年変化によって、デッキ表面にゆがみや反り、ささくれなどが生じることも。
シロアリによる蟻害対策も必要で、薬剤を塗布することもあります。また紫外線によって変色しますので、定期的に塗装し直さなければなりません。
■手間いらずで長持ち、価格もお手頃な人工木
これらの弱点を克服すべく、広く普及しているのが人工木のウッドデッキです。
樹脂製ですので湿気の影響を極めて受けにくく、耐久性と寸法安定性、またシロアリ対策の上で大きなメリットがあります。
メンテナンスに関しても基本的に塗装のやり替えは不要で、風塵などによる汚れが気になったら、表面を掃除する程度で十分です。
耐久性に富み、手間いらずでありながら、価格的にも天然木に比べてお手頃という特徴も。
デメリットとしては、暑い時期には表面温度が上がり素足で歩きづらい、濡れると滑りやすくなるなどの指摘がありましたが、現在ではこれらを改善した製品が登場しています。
カラーバリエーションも豊富なので、お家やお庭の雰囲気に合わせてさまざまなチョイスができるのも嬉しいですね。
■タイルデッキもおすすめ! ウッドデッキとの合わせ技も
メンテナンスが楽という意味では、テラスタイルを使ったタイルデッキもおすすめです。
テラス用に開発されたタイルは、室内で使われるタイルよりも汚れや水・腐食に強く、高級感のあるお庭をつくることができるエクステリア素材です。
メンテナンスも非常に楽で、ガーデニングのプランターなど水気を含んだものをデッキに置きたいという場合にも重宝します。
実はウッドデッキとも相性がよく、テラスの外周にはナチュラルな雰囲気の人工木を使い、中央部はモダンなタイル貼りにするなど、ミックスするのもしゃれていますよ。
中郡工業が拠点を置く久慈郡は盆地で、温暖な茨城県のなかでも寒暖の差が激しい土地です。エクステリア工事は、地元の気候風土を知り尽くしていることが大前提。
ウッドデッキやタイルデッキの導入を考えている方や、アウトドアリビングに興味がある方、お庭を有効活用したいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。
営業所のある水戸でも豊富なエクステリア工事の実績がありますので、お客様のご予算に合わせて最適なご提案をさせていただきます。