新型コロナウイルスの影響で、お子さんを連れて近くの公園など外に遊びにいくことが難しくなっています。本来でしたらこの時期はプールや海に遊びに行ったりするところですが、今年は自宅のお庭でビニールプールや水鉄砲などで水遊びを楽しまれることでしょう。必然的に自宅のお庭を活用する機会が増えることになりますが、その時に注意したいのがプライバシー。
大概のお庭は人が行き交う道路に面しており、また近隣住人など「人の目」が気になってしまいます。そこで今回は、そんなお悩みを解消すべく、目隠しフェンスをご紹介いたします。
■目隠しフェンスの基本とは?
目隠しフェンスとは、視線を遮ることを目的とした背の高いフェンスを意味します。その際にフェンスの高さは、人の目線が届きにくい180~200cmが推奨されています。
強風でフェンスが倒れるのが心配という方には、足元がブロック塀になっているなど強度のあるタイプを選ぶとよいでしょう。
ただし、目隠しフェンスは大人の背より高く設けるものですから、むやみに頑丈につくると圧迫感を与えてしまいます。またコンパクトなお庭な場合ですと、お庭全体が重苦しい雰囲気になってしまうことも。したがって軽やかに見える素材を使うのがおすすめです。
■素材もいろいろ! おうちや庭とあった雰囲気に
目隠しフェンスにはさまざまな素材が使われますが、ポピュラーなものとして、まずアルミ・スチールが挙げられます。どのようなデザインのおうちにもマッチし、軽くて丈夫、耐候性にもすぐれています。
優しい印象をもたらすウッドフェンスも人気の素材。ウッドフェンスで使われる木には天然木・人工木の2種類がありますが、天然木は経年で色や風合いが変化するのが魅力です。ただ塗装のやり替えなど定期的なメンテナンスが必要になるので、樹脂からなる人工木という選択肢も人気を博しています。またアルミに木目調のプリントを施し、見た目にはアルミとはわからないタイプも登場しています。
軽やかさでは何と言ってもポリカーボネートがいちばん。半透明で光は通し、適度に外からの視線を遮断してくれます。コンパクトなお庭で光が欲しい、という場合にもオススメです。
また和風住宅にお住いの方は、伝統的な垣根・竹垣などを選ぶと家と外構デザインに一体感が出て、より味わい深い佇まいとなることでしょう。
■プライバシーの確保と同時に、採光・通風もチェック
プライバシーと同時に考えたいのが、採光と通風です。例えばウッドフェンスにしても、プライバシーを重視するあまり板を隙間なく並べてしまっては、光と風が通らなくなってしまいます。風が通らないと植物の生育にも悪影響を及ぼしたり、ジメジメやカビの原因ともなりかねません。
したがってアルミ・スチール・木、どのような素材においても、ルーバー(格子)状に並べて適度に隙間を設けるのが一般的です。もちろん大胆に隙間を設けてはお庭が丸見えになってしまっては元も子もないので、あくまで適度な間隔とお考えください。
ルーバーの間隔は何センチがよいと一概には言えず、1本1本の太さや素材の質感など、全体のバランスとあわせて考えるものです。ルーバーを縦に並べるか、横に並べるかでもがらりと雰囲気が変わるので、どのような目隠しフェンスがわが家に最適なのか、悩むよりもプロに相談するのがおすすめです。
茨城県水戸市に事務所を構え、水戸市をはじめ茨城県内で外構工事を手がけている中郡工業では目隠しフェンスをはじめ、さまざまな外構・エクステリア工事を行っております。
フェンスを取り付けたいけれどもお庭や家にぴったりのデザインがわからない、プライバシーを守れるお庭にしたいなど、外構工事についてのご相談がありましたらお気軽にご連絡ください。