茨城県は自家用乗用車の保有台数がなんと全国3位。水戸市でも、移動手段として車が欠かせないという方が多くいらっしゃいます。
日常生活で車が必要とされる地域なので、ガレージやカーポートの設置を検討される方も多いようです。「どのような点に気をつけたらいいのか」「地面の素材をどうしたらいいのか」と、迷われる声もよく聞きます。
頑丈で雨でも汚れがはねにくい「土間コンクリート」が人気ですが、コンクリートよりも雨跡やタイヤ痕などで汚れにくい「ローラーストーン」を使ったカーポートの施工方法もあります。
そこで今回は、カーポート設置で気をつけたい点や、ローラーストーンでの施工についてご紹介します。
■ポイント1 近隣の住宅への配慮
カーポートを設置する際に気をつけたいポイントがいくつかあります。
1つ目は、「近隣の住宅への配慮」です。狭い駐車スペースに車を停めるのは大変だし、乗り降りや荷物の出し入れを考えると、できるだけ駐車場を広く確保したくなりますよね。自分の敷地内に収まっていれば問題ないようですが、屋根付きのカーポートを検討している場合は注意が必要です。
カーポートの屋根は斜めになっており、雨や雪が流れ落ちるようになっています。設置場所によっては、雨や雪が隣家の敷地内に落ちることも。近隣トラブルになる可能性もありますので、設置する際には近隣への配慮も欠かさないようにしましょう。
■ポイント2 地面の傾斜と屋根までの高さ
次に注意したいのが、「地面の傾斜と屋根までの高さ」です。
駐車場は水たまりができないように「水勾配」という傾きが付けられています。駐車する地面に傾斜がある場合でも、カーポートの柱は垂直に立てるため、地面から屋根までの高さが場所によって異なることになります。
奥に向かって地面が高くなっている場合、手前側より奥側の方が地面から屋根までの距離が低くなってしまうのです。車高が高い車をお持ちの場合やいつか大型車に乗り換えたい場合は、愛車全体が駐車場に収まらなくなってしまうことも考えられます。
カーポート設置時には地面の傾斜を考慮し、余裕を持った高さを選びましょう。
■ポイント3 地面の施工方法
そして最後のポイントが「地面の施工方法」です。土間コンクリートや砂利などいくつかの方法が考えられますが、それぞれメリットデメリットがありますのでよく検討しましょう。
土間コンクリートはお手入れも簡単で耐久性に優れているため、駐車場の施工方法として一般的です。しかし、工期がかかる、雨の時に滑りやすいなどのデメリットもあります。
砂利は費用が安く済むため、予算を抑えたい方に向いています。しかし、砂利の隙間から草が生えてきたり、砂利の継ぎ足しが必要になったりと、手間がかかる点に注意しましょう。
駐車場の地面を石張りやブロック張りにすると、高級感を出せます。デザイン性は高まりますが、職人の手作業になるため、他の素材と比べて時間や費用がかかります。
そこで、石張りやタイル張りの高級感・おしゃれさを残しながら、施工期間を短く費用も抑えたい方におすすめなのが「ローラーストーン」での施工です。本物の石は使わずに、石張りのような仕上がりにできます。
コンクリートの質素なグレーとは異なり、デザインや色をお好みに合わせて自由に変更可能です。文字やマークを入れるなど、オリジナルのデザインで個性を出すこともできるでしょう。
おしゃれなだけでなく、強度のある特殊素材のため、車の重さにも十分耐えられます。最後にコーティングすることによって、雨や風による劣化やタイヤ痕を抑え、長くおしゃれなデザインを楽しめます。
■おしゃれで汚れにくいカーポート
カーポートを設置する際には、「近隣の住宅への配慮」「地面の傾斜と屋根までの高さ」「地面の施工方法」に気をつけてみましょう。機能だけでなくデザインにもこだわりたい方には、ローラーストーンの施工がおすすめです。汚れにくいため、日々のお手入れも簡単です。
水戸市に拠点を構える中郡工業では、茨城県全域で外構エクステリア工事を手掛けており、ローラーストーンの工事にも対応しております。「車を守るために雨や雪を防ぐ屋根付きにしたい」「家にあわせたおしゃれな駐車スペースが欲しい」など、カーポートや駐車スペースについてのご相談は、中郡工業までお気軽にご連絡ください。